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QUESTIONオープン1周年記念イベント「QUESTION FES 2021」を開催しました!【DAY2】
2020年11月2日オープンしたQUESTIONの1周年記念として、12月9日から11日までの三日間にわたって開催したイベントです。
問いの個別相談会
DAY1に引き続き問いの個別相談会が開催されました。
こちらは1棟貸しの町家のゲストハウスを3棟経営されているN様。元々海外に行くことがお好きで、多様な方とこじんまりと話ができるゲストハウスを目指し開業。利用した外国人旅行者のレビューがまた外国人の目に留まり、利用者の99%が外国人旅行者となった。
しかしコロナで外国人が来なくなり、国内旅行者、地域のマイクロツーリズムを取り込むために、何か始めたい。
問い「1棟貸しの町家の宿を経営しているが何か良いブランディング方法は?SNSなどに何を掲載すればいい?」
これに対しQUESTION会員で、マーケティング等を手掛けておられる辻本さんをマッチング。
辻本さんからは
・インスタで宿の外観・内観と、周辺の景色やスポットを載せる
・イメージにあったHPをつくる
・ターゲット層を絞って宣伝方法や価格設定を行う
・宿の特徴がわかるような名前にリネームする
などの答えが提案されました。
これらを実践することで宿の魅力がさらに伝わり、N様自身の方向性も明確になるとのこと。
N様は、今後の方向性について頭の中で整理がついたと喜んでいただき、頑張ります!と生き生きされていました。
QUESTIONプレゼン【プロジェクト報告会】
これまでQUESTIONを通じて行われていた丹後プロジェクトや、相楽プロジェクトなどの報告会が行われました。
【問いの発表会】
5つの問いをみんなで共有し、意見交換を行いました
初めの問いは、「旅先で子供が喜ぶ食べ物って何だろう?」
これは、家族で旅行に行くと、大人はたいていその地で採れた野菜を食べたり、その地で釣られた魚を食べたりして食事を楽しみます。なのに、子ども用の食事は、どこで食べても同じメニューの、“お子様ランチ“だけ。なぜ子どもにも同じようなご飯が用意されていないのだろう?
そんな素朴な疑問でした。
家族みんなで旅の特別感やおもしろさを、もっと共有できる時間が欲しい。子供にも楽しくて特別な食事の時間を過ごしてほしい、そんなお子様を持つお母さんから投げかけられた問い。
会場からは、メニューに入っている食材がどこで収穫され、どんな風に育てられ、どのようにして調理されたのかなど、食卓に並ぶまでの過程を塗り絵や絵本にして提供すれば、子供にとっても“特別な食事”なるのでは?といった意見が出ました。
また、他にも
・配線アートを通じて若者に製造業・制御盤の仕事を知って興味を持ってほしい。配線アートの活用方法は?
・フリーマガジン『おっちゃんとおばちゃん』と親和性の高い人に出会うにはどうしたらいい?
・これだけインターネットや通信手段があるのに、何故流通は安くならないのか?
・偏食があっても良い?それとも偏食は無くすべき?
これらの問いが発表され、一つの問いをみんなで考えることで新しいストーリーがたくさん生まれ、会場は終始盛り上がっていました!