ごあいさつ

皆さま、こんにちは！！　新年度になったと思えば、バタバタと時間が進み、もうその４月の活動報告を書いているのかと感じているQUESTIONの川上です。

個人的に振り返ってみると、もう少し余白を持ちながら、1日1日を楽しみ、1つ1つの出会いを今以上に大切にしていかないといけないなーと気付きがあった１ヶ月でした。

QUESTIONでは4月から新メンバーが6名加わり、これからどれだけの楽しい取組をしてくれるのか毎日ワクワクしています！

また本年度よりQUESTIONでの取組を毎月マンスリーレポートとしてお届けすることで、皆さまにもっとQUESTIONで起こっていること、これから起こることを知っていただければと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

QUESTIONとは

様々な人の「？」が集まり、つながる場所。

QUESTIONは一人では解決できない「？（問い）」に対して様々な分野の人が集まり、みんなが寄ってたかって答えを探しにいく、京都信用金庫が運営する共創施設です。

ここには人々が集う対話の場があって、お節介焼きのコミュニティマネージャーがいて、みんなが寄ってたかって課題解決にあたっています。

コミュニティマネージャーは地域のネットワークを活かし、様々なジャンルの先駆者たちと力をあわせて課題解決にあたります。

QUESTIONを通じて、一人でも多くの人に新しい気付きや出会いを体験していただくことで、地域全体をクリエイティブでイノベーションが起こりやすい場所に変えていきます。

今月のQUESTION

① チャレンジスペース

・4月14日、15日「線を引く展」

同志社大学3年生の松崎圭祐さんの立ち上げた団体「MASIRO」は「日常にもっとアートを」を掲げ、日々様々な企画を行ってきました。今回の「線を引く展」は、「日常にアートがあったら」という世界観を少しでも体験してもらうために開催されました。
来場者は2日間合計で150人以上となり、MASIROだけでなく京都芸術大学の学生団体等との合同展示会の演出を施したことで、いろんな「アート」という形を来場者には楽しんでいただけました。「アート」を介しての出会いもあり、イノベーションへの可能性も感じていくことができました。（髙木　祥宣）

・4月28日　Zero Waste Farmer’s Market

京都オーガニックアクション×斗々屋×QUESTION の3社合同企画「Zero Waste Farmer’s Market」は、人にも環境にも優しい、オーガニックで、作る人、届ける人、食べる人がつながり、しかもゴミが出ないマーケット！
●欲しい分だけ量り売りや1束単位で購入できるので、ライフスタイルに合わせたお買い物ができます！
●普段八百屋さんやスーパーで買う野菜の生産者と消費者が直接出会う場を作りたい！
●ごみを出さないお買い物やライフスタイルを広めたい！
そんな目的で定期開催されています。

この日は、玄米菓子専門店【MINORI工房】がマーケットの見学に来館され、出店者の皆様とのリアルマッチング！！次回のZero Waste Farmer’s Marketに出店いただけることになりました。こんなマッチングからどんどん繋がりを作っていこうと思います！（石津　亮）

② Qラジオ

QUESTIONでは、お二人の素敵なパーソナリティさんと、QUESTIONにまつわるゲストをお呼びして『QUESTIONラジオ（通称Qラジオ）』を毎月開催しています。

５月はパーソナリティのハンケイ500ｍ編集長の円城新子さんが、京料理 二傳の山田 晃弘さんをゲストにお迎えし、山田さんの地元京都や京料理にかける熱い想いと、QUESTIONもプロジェクト参加している京都の「食と食」、「食とお客様」を繋ぎ、「食のわがまま」で地域の食を支えるプラットホーム「mosaiQ（モザイク）」立ち上げの経緯から今後の展開についてお話しいただきました。（森下　容子）

▼プロジェクト詳細はこちらから
コロナ禍に喘ぐ料理店が苦境を乗り越えるために、一緒に新たな取組ができないか？

『Qラジオ』はリアル放送だけではなく、standfmやFacebook liveでも配信していますので、是非ご視聴ください。

▼アーカイブ視聴はこちらから

③ 実施イベント

・4月7日　無職酒場＠QUESTION

無職酒場とは、QUESTIONのアソシエイトパートナーで一般社団法人キャリアブレイク研究所の東信史さんが始めた、無職の人を中心に交流し「無職」を肯定的に捉え直す企画です。

今回は、東さんとQUESTION、京信人材バンクが中心となり8階DAIDOKORO にて開催しました。当日は無職10名、有職35名が参加しました。テレビ番組を見て興味を持った方、Facebookを見てきた方、コロナで会社が倒産した方、体調が悪くて仕事を辞めた方、キャリアや働き方に興味のある方など様々な方が集まりました。
開催後は京信人材バンクの取組に共感した無職4名の方が求人登録をされました。無職っていいよね！というイベントの趣旨からは少しずれてしまったかも(笑)
今後、キャリアブレイクを日本でも広めていくために、QUESTIONとしても動いていきたいと思います！（髙木　祥宣）

・4月 8日　SNSアカデミア＃初級　 Day1

SNSは今や社会にすっかり浸透し、消費者と企業をつなぐ大事なツールとなっています。しかし、基礎を知らずにSNS運用を行っている人が大半！
そこで、さまざまな SNS の運用に長けた講師による、基礎はもちろん運用担当者が知っておくべき知識や技術を学ぶコミュニティ「SNSアカデミア」がスタートしました。
第1回目の講義では、SNSの基礎知識、炎上対策、企業や団体が運用する心構えを学びました。来月からは、LINE、Facebook、Twitter、Instagram、Tik Tokと、SNSごとにそれぞれ実践的な講義をしていきます。SNSアカデミアの詳細はこちらをご覧ください！（大隅　美沙）

・4月16日　つながるピッチ

毎月開催している交流イベント「つながるピッチ」は、今回で第８回目となりました！ QUESTIONに関わる方々がどんな仕事をしているのかを知るきっかけになり、皆さまのご事業を広くアピールできる機会となっています。同業者や他業種の方々とつながり、新たなビジネスのヒントとなることを期待したイベントです！

今回の参加者は28名！！
「同じ想いを共有できそうな人とのつながりが、生まれました。」
「たくさん名刺、LINE交換できました！お客様になってくれそうな繋がりもできました」
と、嬉しい感想をいただきました。はじめは緊張していた方々も、後半になるにつれて積極的にお話されていました。次回も楽しい会となるよう運営していきます！（横山　里世子）

・4月24日　QUESTION価値創造セミナーvol.3　【PR】と《PR》

株式会社 OK junctionの漆畑 慶将さんを講師としてお招きし、実際の事例を交えながら広報の見極め方や陥りやすい失敗例など効果的な広報活動についてご教授いただきました。
「誰に向けて発信するのか？」、「そもそもPRとは？」という漆畑様からの問いやTV、ラジオ、新聞など使うメディアによってそれぞれ手法が変わる事、業界の裏話などが学びになりました！
スタートアップから老舗企業に至るまで、これからも様々な視点での有益な情報提供をおこなっていきます。
本セミナーは毎月開催しています。たくさんの方のご参加お待ちしています！（早川　兼人）

④ プロジェクト

・銭湯の未来を考える

昨年11月にQUESTIONで実施した「銭湯」をテーマにしたイベントの参加者より、自身がよく利用している銭湯「桂湯」の活性化をサポートしてもらえないかと相談を受けました。
そこでQUESTIONのスチューデンツメンバーの中で銭湯の活性化プロジェクトに関わりたいという熱い想いを持った団体「クラミツハ」の学生を紹介しました。彼らは銭湯サウナ業界を盛り上げたいという想いから団体を立ち上げ、主に草木染で作ったサウナハットの製造販売を行うかたわら、自分たちの活動を知ってもらう機会を探していました。

1) 1つめのアクション
様々なアイデアが出た中で、まずはクラミツハのサウナハットを桂湯の利用客に実際に着用してもらうことになりました。学生にとってはまだまだ認知度の低いサウナハットを実際に使ってもらうことで良さを知ってもらい、活動の認知につながる、また学生との連携が桂湯としてのブランディングにつながり、さらに女性利用者にサウナハットを被ってもらいオシャレにサウナに入れることで女性利用者を取り込んでいきたい、という想いがありました。
しかし、実際に話を進めていく中で草木染は白やピンク、黄色など薄い色しか出せず、汚れが目立つなどのリスクがあり導入は難しいことが判明しました。

2) ２つめのアクション
そこで藍染であれば色が濃く染まり、課題も改善できるのではないかと考え、藍染め師の松崎陸さんをご紹介し、藍染めでサウナハットが作れないかと相談に伺いました。
工房では松崎さんには何故自分が藍染め師になったのか、なぜ薬などを使わずに天然の藍だけで染めるのか等、藍染の魅力を工房で熱くお話いただきました。
天然で染めた藍染めは殺菌効果や脱臭効果も兼ねているだけでなく、濃い色も出せることを教えていただき、サウナハットとの相性がバッチリということが判明。何より松崎さんという人柄に惹かれた学生はミーティングの後、藍を植えるお手伝いまでしていました。

今後は、松崎さんと新たなサウナハットの開発を進め、夏ごろをめどに桂湯の利用者に体験してもらうことを予定しています。
こちらのプロジェクトはこれからも続いていきますので、一緒に銭湯を盛り上げたい！という方がいらっしゃればぜひ髙木までお声掛けください！（高木　祥宣）

・近江八幡地域活性プロジェクト

豊田通商労働組合さんから地域活性化のプロボノ活動（※）をしたいとのご相談を受け、近江八幡市の地域活性化に尽力されている「近江八幡まちや倶楽部」の宮村 利典さんへお繋ぎしました。

※社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動。

近江商人ゆかりの地として知られるあきんど道商店街の皆様、豊田通商労働組合の2名、京信メンバー4名でのチームプロジェクトとして近江八幡市にある「あきんど道商店街の活性化」を目指します。

当日はキックオフとして近江八幡に集まり、酒蔵やヴォーリズ建築、商店街の成り立ちに至るまで地域資源の確認を現地で行いました。

5月:地域課題の確認、アイデアブレスト
6月:試行、改善
7月:最終報告

といったスケジュールとなっております。引き続き地域課題の解決策に貢献できるよう取り組んでいきます！
皆さまが思う地域課題や疑問があればお気軽にQUESTIONにご相談ください！（早川　兼人）

今月のQUESTION：パートナー

① グローカル人材開発センター

3月にStudents Labで行われた高校生対象プログラムのオープンセッション動画が完成しました！プログラムの個人探究フェーズ最終報告会の場であるオープンセッションでは、広く参加者を募集し、延べ21名の多様な属性を持つ方々が集まりました。当日は12名の高校生が各自50分間の与えられた場をホストし、高校生が自身で考えた課題とその解決策を発表するだけではなく、その場にいる参加者の皆さんと対話を行うことでさらに発表内容を深めることができました。（山田　埜）

▼詳しくはこちら

【Glocal Shift Programme】〜個人探究オープンセッション編〜｜NPO法人グローカル人材開発センター｜note

動画＞高校生対象アクティブラーニングプログラム「Glocal Shift Programme」紹介映像　2023年度『個人探究』最終成果報告会・オープンセッション

４月の活動報告をお届けします🍡 | グローカルセンター｜若者がワクワクする社会を創る。

② 株式会社ツナグム

春は出会い（始まり）と別れ（終わり）の季節、ツナグムとしてもそんな節目の出来事がありました。1つ目は、京都府各地のユニークな人・もの・こと・情報と出会い、交流しながら、京都ローカルとの関わり方を楽しく見つけていくポップアップイベント「京都ローカルFES」。京都府さんと協業している「京都ローカルワークステイ 2022」のプログラム報告会であると共に、京都府北部で進行中のプロジェクトや地域企業と出会い、京都ローカルとの新たなつながりを見つけていただく機会となりました。

2つ目は、京都移住計画のwebサイトリニューアル記念イベント。これまでの活動の歩みをお伝えし、参加者の方々と移り住む先の暮らしとしてどんなことができたらいいだろう？という問いをテーマに対話と交流の場作りを行いました。平日の夜開催にも関わらず、遠方からの移住検討中の方もお越しになったり、移住してからご無沙汰の方との嬉しい再会があったりと新旧様々な出会いがありました。

春は別れの季節。京都を離れる人にも数多く出会いましたが、彼ら・彼女らが帰ってきたくなる京都である為にも、改めて京都市内外のローカルにおける人と場（地域・企業）のつながりを結び直し、面白い受け皿をつくり続けていきたいと改めて思う出来事でした。（田村篤史）

▼イベントの詳細レポート等はこちら

京都ローカルFES

動画＞【未来へ紡ぐ働き方】新しい地域との関わり方

共に移り住む先の暮らしを考える。サイトリニューアル記念イベントレポート

③ 株式会社Q’s

4月22日、京都三条ラジオカフェさんの20周年のイベントでDAIDOKOROをご利用いただきました！ 「せっかくの20周年のディナーだし、音と食べ物で何か面白いことはできないだろうか？」というご相談からDAIDOKOROが企画させてもらったのが、今回のディナーです。

40種類ものカレーと、たくさんの音によって、音もカレーも人も“MIX”される豊かな時間となりました。DAIDOKOROとしても、コミュニティキッチンの場づくりに向き合う上で、もう少し「音」というものに意識を向けて、深く質の高いコミュニケーションが生まれるような居心地の良い場づくりに挑戦したいと感じました。

40種類ものスパイスカレーを調理してくださったフードディレクター横山さん・チームのみなさん、カレーミュージックを制作してくださった 音楽アーティスト武田さん、そして、今回このような素敵な企画のご相談をいただいた三条ラジオカフェのみなさん、最後に参加してくださった63名の皆さん本当にありがとうございました！（佐藤　宇宙）

来月のQUESTION

6月開催予定のイベント

6月9日　Students Lab 開放Day！

Students Labを1日開放します！OPENから２年半、月に約100人前後の学生が利用する学生のスペース。普段は小学生から社会人大学まで多様なメンバーが一緒に学んでいます。 Students Labはそんな彼らがQUESTIONに集う様々な人と出会い、プロジェクトやイベント等を通して新たな気づきを得て成長し、今後の人生を豊かに変えることのできる、刺激たっぷりで、でも居心地の良い基地のような場所です。 ということで普段は学生会員だけの空間なのですが、社会人も混ぜ込ぜで1日過ごしてみたら何か面白い化学反応が起こるのでは？！という期待から月に1度Labを開放しています。

6月15日〜　みっけ！kyoto 第3弾

2021年7月、京都の大丸京都店と京都信用金庫が「京都の魅力向上に寄与する事業者支援に向けた業務連携契約」を締結。その施策の一つとして、クラウドファンディング×店舗・施設を融合した、京都の魅力発信プロジェクトを実施しています。 今回は第3弾、様々な業種の事業者がクラファンを組成、また大丸京都店とQUESTIONでも展示されますのでぜひご覧ください！

6月20日　つながるピッチ

毎月開催の会員・パートナー・お取引様の限定交流会！ 新たなつながりを、事業のヒントを、友達を、探しにきてください！！

6月21日　QUESTION価値創造セミナー vol.5　ーマーケティングー「はじめてでもできる！売れる商品のつくりかた」

はじめてでもできる売れる商品コンセプトのつくりかたを、分かりやすく３つの要素に分けてお伝えします。受講後にはコンセプト設計までできるようになることを目指します。 オリジナル商品をつくりたいと考えられている企業・経営者・新商品開発担当の社員の方は必見のセミナーです！　特に食品・日常生活で消費する最寄品・食品原料、加工技術を扱う企業向けの内容となっています。

価値創造セミナーとは、皆様の関心ごとや共通の課題に焦点をあて、事業や生活に関する情報をお届けするセミナーです。（毎月１回開催）

6月27日　動き出すチームをつくる！部下の個性を強みに変える 傾聴力&質問力UPセミナー

大好評につき、引き続き開催することが決定しました！
メンバーや後輩指導・育成にかかわる管理職やリーダーの方に求められるコーチングや考え方、姿勢について学び、さらには、日常のコミュニケーションの質を高めるノウハウまでも習得できる実践型研修です！　1日でこれだけ学べるのはこのセミナーだけ！