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ごあいさつ
皆様こんにちは。QUESTIONの伊藤です。
京都も11月にしてようやく肌寒くなってまいりました。本格的な紅葉のシーズンを前に、QUESTION周辺は国内外の観光客でいっそうの賑わいをみせています。コワーキングスペースから見える御池通の街路樹も徐々に色づき始めております。
さて、QUESTIONは2024年11月をもちまして開業4周年を迎えました。これも日頃より応援をしてくださる皆様のおかげと心より感謝申し上げます。11月1日に4周年記念パーティを催し、QUESTIONにゆかりのある方にたくさんの方にお越しいただきました。5年目のQUESTIONも、試行錯誤しながら頑張ってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
今回は2024年10月のQUESTIONの活動レポートをお届けします。
テーマはもちろん、地域もメンバーも多種多様な、QUESTIONらしい、QUESTIONだからこそできることにチャレンジしました。ぜひご覧くださいませ。
QUESTIONとは
様々な人の「?」が集まり、つながる場所。
QUESTIONは一人では解決できない「?(問い)」に対して様々な分野の人が集まり、みんなが寄ってたかって答えを探しにいく、京都信用金庫が運営する共創施設です。
ここには人々が集う対話の場があって、お節介焼きのコミュニティマネージャーがいて、みんなが寄ってたかって課題解決にあたっています。
コミュニティマネージャーは地域のネットワークを活かし、様々なジャンルの先駆者たちと力をあわせて課題解決にあたります。
QUESTIONを通じて、一人でも多くの人に新しい気付きや出会いを体験していただくことで、地域全体をクリエイティブでイノベーションが起こりやすい場所に変えていきます。
今月のQUESTION
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チャレンジスペース
- 10月9日(月) Qの市
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実施イベント
- 10月4日(金) QUESTION TALK Vol.23「京都で人生の寄り道を!キャリアブレイク期間をどう過ごす?」
- 10月5日(土) 京都コウバの交差点 feat.関西オープンファクトリーフォーラム vol.28
- 10月15日(火) 第26回 つながるピッチ
- 10月16日(水) ANSWER Day5
- 10月18日(金) 「2050年の京都コミュニティの未来」トークセッション
- 10月18日(金)、19日(土) mono-gatari 2024
- 10月22日(火) QUESTION価値創造セミナーVol.19 「新しい人材戦略のカギ〜高卒新卒人材と外国人人材の採用ノウハウ〜」
- 10月22日(火) 学生×社会人交流会「ジェネコネ」
- 10月25日(金) ChatGPT 完全マスター研修 ~生成AIを活用して生産性を高めよう~ (第2回)
今月のQUESTION:パートナー
今月のQUESTION
実施イベント
・10月5日(土) 京都コウバの交差点 feat.関西オープンファクトリーフォーラムVol.28
八尾市・堺市・門真市をはじめとするものづくり企業による「FactorISM」、枚方・寝屋川で活躍するものづくり企業12社による「不器用ファクトリー」という2つのオープンファクトリーと京都の事業者様にご参加いただき、「オープンファクトリー」と「コラボ」をテーマにピッチ、トークセッション、ワークショップ・展示販売を行いました。
○ピッチ
ピッチでは、参加者にこれからやりたいことを話してもらいましたが、そこで参加者同士でいきなりのマッチング!!これだけでもこのイベントの甲斐があったと思えるようなうれしい出来事でした!
○トークセッション「オープンファクトリーとコラボが創るコウバの未来」
コミュニティ・バンク京信 八尾支店の林支店長のファシリテーションで、株式会社アーバンリサーチの宮さん、株式会社友安製作所の松尾さん、近畿経済産業局の津田さん、そしてQUESTIONから早川さんが登壇しました。
本音が爆発したオープンなトークセッションで、「コラボは結果であって、まずはオープンなコミュニケーションでお互いを知っていくことが大切」と、全ての話に頷ける、あっという間の1時間半でした。
○ワークショップ・展示販売
トンカチの音が鳴り響く手づくりスプーンの制作や伝統的な織り機の体験、レーザー加工のカード作成、ストラックアウト・スマートボール・射的・カードゲームなど、伝統と新技術が混ざったまさに「京都コウバの交差点」!
来場いただいた方も参加している事業者様も笑顔が溢れる楽しいイベントになりました!
(大隅 美沙)
・10月18日(金) 「2050年の京都コミュニティの未来」トークセッション
京都市役所前広場の実験として、QUESTION4階で、京都市の松井市長、当金庫理事長榊田さん、株式会社CNCの矢田さん、ファシリテーターにSlow Innovation株式会社の野村さんという豪華なゲストをお招きして、未来の京都について参加者も交えて対話をするという企画を実施しました。
広場ではその様子をパブリックビューイングで公開するという新しい試みも!
今までの世の中ではトップが見たビジョンを皆が信じて実行して行くのに対して、変化が早く先の見通しが不明瞭な今においては、各々がどんな未来を見たいのかを対話を通じて一緒にビジョンを作り上げていくことが大切ということ。
また地域で対話が出来たり、自分の見ている未来や、やってみたいことが語れる場があることは、その地域をより豊かにするきっかけになるということが熱く意見交換されていました。
まさにQUESTIONの存在意義だなと思いながら、地域にとってそのような存在でいたいと改めて感じたトークセッションだったなと思います。近日中に詳細レポートを掲載しますのでお楽しみにー!
広場の方はというと、いつも通り思い思いの時間を過ごしながらこのトークセッションをパブリックビューイングで真剣に聞かれている方も多く、学び、対話、遊びが混雑している素敵な場になっていました!
次回の京都市役所前広場の実験は、11月15日(金)11時〜を予定していますので興味をお持ちのみなさん、ぜひお待ちしていますー!!
(川上 哲典)
・10月22日(火) QUESTION価値創造セミナーVol.19 「新しい人材戦略のカギ〜高卒新卒人材と外国人人材の採用ノウハウ〜」
今回の価値創造セミナーのテーマは「人材戦略」。会場・オンライン合わせて約50名の方にご参加いただき、高卒新卒人材や外国人人材の採用に関するノウハウが共有され、次世代の人材採用戦略を考える機会となりました。
第一部では株式会社ジンジブの森隆史氏が、高卒人材採用の特徴として「1人1社制」や「教師から勧められた企業の中での就職活動」とご説明くださり、採用コストが低く優秀な人材が多い点をポイントとして挙げられました。株式会社YOLO JAPANの加地太祐氏は、外国人材の特徴として自己紹介動画による日本語力の確認や、エンゲージメント重視の必要性を挙げられました。
また、第二部のトークセッションでは、高校生のSNS利用や外国人材の住居支援など大切になることをお話くださいました。
(沖島 比香利)
今月のQUESTION:パートナー
① グローカル人材開発センター
・10/16 京都未来共創ゼミ 京都のまちフィールドワークで町家学びテラスへ
京都未来共創ゼミは、京都で学ぶ大学生が大学や学年を超えて活動する場です。10月は京都のまちのフィールドワークとして「町家学びテラス」を訪問しました。町家学びテラスは、地域との共生・連携を推進していくことを目的に京都産業大学が運営しています。今回は、QUESTIONコアパートナーであり町家学びテラスの運営にも携わる株式会社ツナグムの田中さんに町家の歴史や西陣地域について、また、地域連携についてお話していただき、町の案内もしていただきました。
座談会やフィールドワークの後は、学生と町家オープンカレッジに参加し、他大学の学生や社会人の方々と交流しました。
・10/22 学生×社会人交流会「ジェネコネ Ft.レイブリ」を開催しました。
QUESTIONで定期開催している学生×社会人交流会「ジェネコネ」初開催から約1年が経った今回、新たな試みとして株式会社レイブリさんとコラボして開催しました!レイブリさんは、Z世代に向けたLGBTQコミュニティの運営や各自治体、企業へのLGBTQコミュニティ活動のコンサルティングやイベントなどを通して、全ての人々が当たり前に共に暮らせる平等な社会の実現を目指して活動しています。
今回はレイブリさんとのコラボにちなんで、「多様性」について6つのトークテーマを取り上げました。
「そもそも多様性ってなんだろう? 多様性の対義語を考えてみよう」のテーマでは、参加した高校生から「多様性」と「愛」について、「多様性ってみんなのことを認めようとしているけど、家族やカップルが『私はなんでもいいよ』と言って怒らないのって、本当に愛はあるんでしょうか。相手に興味があって、相手や自分のことに必死になれるから怒りや争いも生まれるんだと思います。争いをなくすって、他人に興味がないってことにもなり得るし、お互いに怒らないって、お互いのことに真剣になれているんでしょうか」という熱い疑問からトークがスタートしました。当日の様子は、グローカルセンターにて後日UPされるnote記事をお待ちください!
▶グローカルセンターnoteはこちら
当日は社会人13名、学生16名の計29名にご参加いただき、大賑わいとなりました。次回の開催は12/18(水)です!みなさんのご参加をお待ちしております!
(溝川 彩夏)
②株式会社ツナグム
・10月4日(金) QUESTION TALK Vol.23「京都で人生の寄り道を!キャリアブレイク期間をどう過ごす?」
一般社団法人キャリアブレイク研究所の北野さんをお呼びし、株式会社ツナグムの田村とのトークイベントを開催しました。イベントレポートをぜひご覧ください!
▶京都移住計画 「キャリアブレイクは転機を呼び込む“隙間”をつくる。イベントレポート」
③ 株式会社Q’s
・10月11日(金) 瀬戸内プロジェクトを味わう交流会 備後のひと、食とお酒のピンチョスナイト!!! in京都
QUESTION8階のコミュニティキッチンDAIDOKOROにて「瀬戸内プロジェクトを味わう交流会」を開催しました。
コミュニティキッチンDAIDOKOROという場所を使って、お客さんに瀬戸内備後の魅力に気づき、楽しんでもらうには?
開催に向けてミーティングを重ねていくうちに、瀬戸内備後は大きく4つの地域に分かれていて、それぞれ違った個性があるということが分かってきました。そこで、Q’sの料理人・福ちゃんが思いついたのは、それぞれの名産を使ったピンチョスと地元のお酒やお茶、ジュースとのペアリングを楽しんでもらおう!というものでした。
【備後エリアとは】
広島県福山市・府中市・尾道市・三原市・神石高原町・世羅町と岡山県笠岡市・井原市の6市2町の地域は、昔から「びんご」と呼ばれていて、それを個性あふれる4地域の特別ピンチョスとドリンクで表現しました。
👇イベント当日の実際のメニューがコチラ
【三原市】
📍やっさ蛸のゼッポリーニ(写真左下)
🍹スマック
【笠岡市】
📍エンペラーオイスターと幻紫菜(岩のり)のチーズケーキ(写真左上)
🍹北木島オイスタースタウト
【尾道市】
📍エコレモンとお茶のマシュマロ(写真右上)
🍹エコレモンの自家製レモンサワー&レモネード
【福山市】
📍ネブトとハーブの南蛮風タルト(写真右下)
🍹保命酒ハイボール・水出し循環茶
当日の会場は、カリっと揚げられたゼッポリーニや、焼きあがったタルトの香りで満ちていて、会場に来てくださった皆さんは声をそろえて「いい香り~!」と、食欲をそそられていました。
今回、瀬戸内備後と向き合ったQ’s。イベント当日を迎えて、実際にどんなお客さんが参加されているんだろうと会話してみると、「瀬戸内の美味しいものが食べれると聞いて来てみました!」「瀬戸内に知り合いがいて、良いな~と興味をもっていて」「尾道のサイクリングが好きで、いっそのこと住みたいなと思っていて」とさまざまに瀬戸内に想いを寄せているお客さんが参加していました。地域ごとに細かく工夫が凝らされたピンチョスは、お客さんの心を掴むものばかりで、口いっぱいに瀬戸内備後を味わいました。
イベントを通して、またひとつ地域とのつながりを増やすことができました。普段触れ合うことのない食べ物や飲み物、食べ方を知ることができる場は、お客さんにとっても私たちQ’sにとってもすごくよい時間になったと感じています。まだ見ぬ地域の食材を求めて、今後も食の楽しみを見つけてもらえる空間を作ることにわくわくが止まりません。
(恩知 江吏)
今後のQUESTION
開催予定の主なイベント
11月19日(火) 第27回 つながるピッチ
11月28日(木) 価値創造セミナーvol.20「自社で活用可能な助成金は? 〜知らないと損をする助成金解説〜」
QUESTIONの予定は随時更新しますのでぜひWEBサイトをご覧ください。
イベントの予定はこちら。
チャレンジスペースの予定はこちら。