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「インターネットの可能性をすべての人々に」株式会社デイアライブ 今西 建太さん:Qパートナー紹介Vol.12

QUESTIONに関わる企業や個人にスポットを当ててご紹介する連載「Qパートナー紹介」。
“問いの交差点”QUESTIONに相談したい「問い」や、ここに集う人々と一緒に考えていきたい「問い」について紹介します。
第12回は、株式会社デイアライブ 今西 建太さんです。

今西 建太さん

1983年京都府生まれ。立命館大学卒業後、現ソフトバンク株式会社へ入社し、サービス企画・営業推進業務に従事。その後、Webサービス開発の株式会社はてなにて、社長室・マーケティング・ビジネス部門を担当。
2011年7月、「Web ・ IT を通して、地域の振興や課題解決に貢献する」をミッションに株式会社デイアライブを設立。内閣府・京都市をはじめとした30地域以上、観光関連事業者をはじめとした250社以上のWeb・デジタル活用を支援。2018年、地域・企業にWeb・デジタル人材を育成することを目的に、「育てる事業」を開始。2020年、育てる事業をオンラインで提供するWeb・デジタルマーケティング支援サービス「SURGE(サージ)」を開始。
#地域に役立てる #デジタル #人材育成 #コミュニケーション #コミュニティ作り #バランス #キャンプ #ゴルフ #サッカー観戦 #ビール

インターネットで広がるコミュニティ

ーー現在の事業に至ったきっかけは何ですか?

デジタルに興味を持ったのは小学校3年生の時でした。父親が大阪でシステム開発会社をしていたこともあり、Windows95という端末を買って帰ってきたことがきっかけです。今では信じられない時代ですが昔は一家に一台パソコンがなかった時代でした。訳もわからず触ってみると、海外の人と連絡が取れることに衝撃を受けました。小学生の頃は家とサッカーチームと学校ぐらいしかコミュニティがなかったけれど、一気に世界規模になってびっくりしたのを覚えています。これが初めてデジタルと出会った体験です。

ーー前職でもWEB関連のお仕事に携わっていましたか?

WEB関連もやっていました。実は新卒の就職面接で、こんなことをやりたいと思っているんですと勝手に企画を持ち込んだんです。
当時タブレットなどがない時代に、「冷蔵庫がインターネットに繋がっていたら」という仮説を立てました。スーパーマーケットの全商品にICチップをつけ、カートについている液晶画面からログインすると自宅の冷蔵庫の中がわかるような仕組みを提案しました。
中に何があるかわかるので、あと何を買い足せばどんな料理ができるか、利用者も便利でスーパーの売り上げも上がるというわけです。当時まだスマホもない時代だったので、通信料金だけで儲けるのではなく上にのせるサービスを企画するようなことをやりたいと面接で持って行ったんです。つまり企画職がやりたかったんです。そういう風なことを新卒面接で勝手にプレゼンするとか生意気でしたよね。(笑)

ーーすごく面白いですね!就職活動で色々な選択肢があったと思いますが、独立も考えられていましたか?

高校ぐらいから将来的には自分で何かやりたいと考えていました。やはり親の影響が大きく、会社を動かす姿を見てきたので自然と刷り込まれていった感じです。
大学生の頃はバンドをやっていて、自分のWEBサイトを作って録音した曲を配信すると、ライブハウスの方から連絡が来たりしました。発信することで何かしらの反響があるんだと、WEBの影響力を感じていました。

関わる全ての人が良い状態になる


ーー事業を行う上で大事にしていることやこだわりはありますか?

そうですね。できるだけ関わる人、全ての人が良い状態になるということは意識しています。そもそもビジネスは等価交換だと思っていて、提供するサービスや商品とお金を交換するものなので、そのバランスが取れていない状態はあまりよくない状態ですよね。デイアライブという会社と関わって、お客様にも外注パートナーにも「よかった」と喜んでもらうことが大切だなと思っています。

ーー常に地域のお客様と伴走して事業をなさっているんですね。

僕も、本気で取り組もうと思っているお客様と一緒にやっていきたいですね。双方が同じ気持ちで仕事をする事が一番だと思います。

ソーシャルビジネスの未来

ーー今西さんの「問い」は何ですか?

問いって何ですかね?(笑)問いって聞かれると難しいですね。
少し抽象的な話にはなりますが、社会や環境に良いことをしようとする人たちがちゃんと儲かるようにするにはどうすればいいのか?というのは常々思っています。
両立できている方も多いと思いますが、いわゆるソーシャルビジネスなどの社会的に良いことは安いイメージがあるんです。実際にビジネスとして成り立っていなかったり、寄付で成り立っているようなことが多く、本来その活動自体で成り立たつにはどうすればよいかとか、社会的に良いことをしているのであればむしろその方が儲かるべきではないかと思っています。

ーーもっとピックアップされるべき方ですよね。

きっと解決方法は二つあって、一つは事業者の努力が大切だと思います。社会的に良いことをしようとするとあまりお金を取るべきでないという想いを払拭することや、提供できる価値は同じだがオペレーションの仕組みでどうにかすること、つまり”デジタル化”など事業者ができる範囲はまだあるのではないでしょうか。
もう一つは消費者側。BtoBでやっているところであれば発注者側のマインドを変えないとなかなか厳しいですよね。それによって繋がっている社会はどうなるのか、世の中の環境がどうなるかまで想像できるのか。この両輪を意識する事が大切だなと考えながらも、一人では何もできないんです。そんな社会になるにはどうしたらいいのかが問いですね。

ーー同じ考えの会社が増えると周りに賛同する方も増えて、良い循環ができますね。

京都だけでも同じマインドの方はたくさんいらっしゃるので、コミュニティが広がっていけば良い方向に進むのかなとは思います。
実際に資金面が厳しいところも多いので、その活動単体で資金も回していけるところまでいけたらいいなと思います。

ーー今後QUESTIONに期待することはありますか?

中長期的なプロジェクトを一緒にやっていきたいです。単発のイベントは他でもやっているので、伴走していくプロジェクトはいいですね。
例えば、実際に一つの良い取り組みについてアソシエイトパートナーや様々な方が取組を拡大するためにみんなでサポートしていくようなプロジェクトを最終的には5本ぐらい走らせて、どれに参加する?みたいな。半年プロジェクトや5年プロジェクトのように選べるものがあると面白いですね。それを京信の創業支援と紐づけても良いですね。
あとは、アソシエイトパートナーの何人かで会社を作って、プロジェクトを行うための会社を設立しても面白いかなと思います。

ーーそうなるとQUESTIONだけで収まらずに、地域の人も巻き込めるプロジェクトだと面白いですね。

場所としてのQUESTIONもいいと思いますが、QUESTION発のプロジェクトがあって、拠点がQUESTIONにあるみたいな逆の立ち位置もいいですよね。


(取材・文:木原 雛)


<パートナー概要>
組織名:株式会社デイアライブ(DAY ALIVE Inc.)
Webサイト:https://dayalive.jp/