ARTICLES
記事


場づくり人間 ~コミマネの1日に密着~【QUESTION 石津 亮】

QUESITONのコミュニティマネージャーってどんなことをしているのだろう?
地域に寄り添い、地域のためにおせっかいをやくコミュニティ・バンク京信だからこそできることがある!
コミュニティマネージャーの1日に密着し、QUESTIONで実現できる可能性をお伝えします!
➀京都市タウンミーティング
QUESTIONのはす向かいにある京都市役所と一緒に、京都市が持つ課題に対して市民が幅広く関わり、課題の共有や解決に向けたイベントを設計するためのミーティングを行っています。
この中で、プロジェクトマネージャーとして全体の統括をし、課題を通じて地域の人たちと顔の見える関係になることを目指しています。そして、QUESTIONを広く知ってもらうきっかけにもつながるよう活動しています。
➁飲食店事業者と行政の引き合わせ
京丹波町商工会議所からのQUESTIONへのお問い合わせをきっかけに、京丹波町商工会議所と京都の飲食店をマッチングしました。
京丹波町のおいしい食材をもっとたくさんの方に食べてほしいとの想いから、生産者と京都市内の飲食店・料理人をつなぐべく、QUESTIONでイベントをすることに。
この日は、QUESTIONのパートナーである株式会社 Q’sの前原さんと一緒に、若手シェフを多く抱える飲食店を訪問し、京丹波町の生産者と京都市内の飲食店を「継続的につなぐ」にはどうしていくべきかについて相談しました。
生産者と料理人、互いの悩みや考えを共有していくと、「顔の見える関係を作っていくことが必要なのではないか」という仮説が生まれました。
今後は、商品素材の行き来だけではなく、人が行き来しあうことにつながるイベントを計画していきます。


➂イベント登壇
中小企業のDX推進、SNSを活用したブランディング・マーケティング戦略、地方創生をテーマとしたトークイベントに登壇しました。
DX課題に向き合う地域企業経営者や担当者、地元を盛り上げたいという熱い企業や起業予定の個人が参加され、ビジネスですぐに実践できるノウハウを一緒に学ぶ時間となりました。
その後の交流会では、ビジネスチャンス創出や次に繋がる人脈作りの場であることを意識しながら、参加者と意見交換をしました。
いろんなアンテナを張りつつ、「もしかしたらこの方とあの方を引き合わせたらおもしろいかも?!」と想像しながらお話することもコミュニティマネージャーの仕事です。


石津さんが考えるコミュニティマネージャーとは?
コミュニティマネージャーとは、皆さまが持っている課題に対して一緒にスタートラインに立ち、「課題を解決するために何が必要か?」を壁打ちし、ヒトやコト、モノを紹介しながら解決に近づけていくデザインをできる人のことをいうのだと思います。
コミュニティマネージャーにとって、「場」は非常に大切な「接続詞」です。この場を活性化させることで、より多方面から相談してもらえる「場」になると考えています。
しかし、いくら場を設けても、それを動かす「ソフト(人)」がいなければ意味がありません。そのため、チームQUESTIONはもちろんのこと、当金庫の職員、さらには他地域のコワーキングスペースやコミュニティマネージャー、多様な方々と繋がり、日ごろから相談できる関係を構築しておくことを大切にしています。
(石津)

ARTICLES
-
-
-
老舗茶問屋プロデュースのお茶ブランドの挑戦に寄り添ったQUESTIONの伴走力とは?
祇園 北川半兵衞 松尾 朋美さん:Qストーリー vol.6(後編)Qストーリー老舗茶問屋プロデュースのお茶ブランドの挑戦に寄り添った…
