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QUESTIONでは、様々なジャンルのイベント、セミナー、ワークショップ等を随時開催し、地域社会の課題や事業の課題などの「問い」の解決に向けて知恵を出し合い、人々がつながるお手伝いをしています。
今回は、QUESTIONコミュニティ限定で開催した「岡文織物オープンファクトリーツアー」についてご紹介します。
西陣織の歴史と技術を学ぶ
岡文織物様は、元禄3年(1690年)に西陣の地にて創業した、西陣織の法衣を織る織物業「六文字屋」をルーツとし、現在も伝統技術と最新技術を融合させた西陣織の帯の製作を続けておられます。
2024年12月25日、QUESTIONの会員・パートナーとコミュニティ・バンク京信 西陣支店の職員、QUESTIONのコミュニティマネージャーが岡文織物様を訪問し、オープンファクトリーツアーを実施しました。
岡文織物様とは3月にQUESTIONで開催された伝統工芸品の展示会「呑」で、4階コミュニティステップスに帯を飾っていただいた経緯がありました。「伝統工芸に触れたい」という会員の声もあったことから今回ツアーを依頼したところ、ご快諾いただきました。
当日は、築110年の本社屋「榎邸」を会場に、伝統的な織機の見学や、西陣織の美しさを感じる帯やタペストリーを実際に見せていただきました。
社長の岡本様が西陣織の歴史について、現在の着物のあり方や製造工程、技術の奥深さについて詳しく紹介してくださり、参加者は織物の美しさや職人技に感動していました。また、実際に帯や掛け軸に触れて、伝統工芸の質感やデザインを実感しました。


参加者の声
本ツアーは、QUESTIONコミュニティ限定で開催し、地域の伝統工芸である西陣織の魅力を間近で体感する貴重な機会となりました。
参加者からは以下のような感想が寄せられました。
「実際の織り職人の作業を見て、その技術の高さと織物の美しさに感動しました」
「京都の110年の町家での帯や掛け軸の展示が素晴らしかったです」
「説明が非常にわかりやすく、学びの多い時間でした」
また、ツアーを通してQUESTION会員と西陣支店職員、QUESTION職員が交流を深めることができ、コミュニティの絆も強まりました。


地域の魅力を未来へ
このオープンファクトリーツアーは、伝統工芸をより身近に感じられる機会となり、地域の文化や歴史への理解を深めることができました。今後もQUESTIONでは、このような交流を通じてQUESTION会員のご事業と地域活性化への支援をしていきます。
興味を持たれた方はぜひ、岡文織物様の活動をご覧ください。
https://www.rokumonjiya.jp

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