PROJECT
プロジェクト
従業員が働く時間を減らすには店舗以外で販売できる商品を作る必要があると考えて、オリジナル調味料を開発した。この商品を通じて、売上を増やすだけでなく、従業員やそのご家族、また手に取った方を笑顔にしたい。
誰の「問い」?
「MOTOÏ」前田 元さん有限会社セメントプロデュースデザイン、QUESTION 早川 兼人
Trigger
きっかけ
飲食業界の労働環境を改善したい
前田元さんは、10年連続でミシュランガイドに掲載されているフレンチレストラン「MOTOÏ」のオーナーシェフです。前田さんは長時間になりがちな飲食業界の労働環境を問題視していて、従業員には余暇を活用して自己研鑽や家族との時間など、様々な経験をしてもらいたいと考えていました。
従業員が働く時間を減らすために店舗以外での売上が必要だと考えた前田さんはオリジナルのサルサソースを開発。
Challenge 1
チャレンジ 1
偶然の出会いから商品化に向けて伴走
QUESTION1階のカフェ・バーで偶然前田さんと出会ったコミュニティマネージャーの早川は、前田さんのビジョンに共感し、その場で協力を申し出ました。まず、製品をブラッシュアップするため、QUESTIONのアソシエイトパートナーである有限会社セメントプロデュースデザイン様をご紹介。製品化に向けてコンセプトやパッケージなどの課題をクリアしていきました。
Challenge 2
チャレンジ 2
MOTOÏ×エースホテル京都
消費者向けの商品開発と並行して、事業者向けの企画についても同時に進めていきました。QUESTIONからは、アメリカ・シアトル発のライフスタイルホテル「エースホテル京都」様をご紹介させていただきました。その後、とんとん拍子で話が進み、米国内のトップシェフの一人でエースホテルのバー&タコスラウンジ「PIOPIKO」の監修を務めるウェス・アヴィラ氏とのコラボレーションが決まりました。
Challenge 3
チャレンジ 3
MOTOÏ×台湾
海外向けの販路拡大を見据え、QUESTIONで取り組んだ台湾での催事(※)にご出店いただきました。現地の方にも大変好評で、手ごたえを感じることができました。
(※)2024年7月、QUESTIONと株式会社アナログPRの共催で、京都の事業者20社と台北の高級茶屋「老叢茶圃」及び商業施設「三創生活区」において「京都旅行 in 台湾」と題した展示会を実施。
Outcome
成果
モトイソースを国内初リリース!
2024年9月、京都市駅直結の商業施設「京都ポルタ」と京信がコラボし、京都を中心とした企業の商品を紹介する地域活性化マルシェを開催しました。以前より早川が企画・推進していた企画で、記念すべき第一回のテーマは「ごはんのおとも」。ここでモトイソースを国内で初披露しました。
QUESTIONからのメッセージ
自社の売上を増やすためだけではなく、業界課題や地域課題、自社の従業員にとって意味のある新規事業を立ち上げたいという前田さんの思いに強く共感しました。プロダクトは完成しましたが、すでに次の展開や企画に向けて取り組んでいるのでぜひお楽しみに!