PROJECT
プロジェクト
銭湯の未来を考える
銭湯は地域のコミュニティの場所として利用されてきました。しかし経営者の高齢化や担い手の不足、光熱費負担、家庭に風呂が普及したことなど様々な要因で銭湯の数はどんどん減少しています。銭湯好きのコミュニティ「銭湯の未来を考える」場を作りたいと考え、QUESTIONでトークイベントを開催したところ大きな反響があり、複数の方から「銭湯を盛り上げたい」との相談が寄せられました。
誰の「問い」?
銭湯活動家ゆとなみ社 代表 湊三次郎さんトモシビト 代表 晴山 力さん / 船戸湯 代表 山下 義隆さん / 桂湯 村谷 宗樹さん / 京都芸術大学 太田 茉那さん、山本 拓真さん / 株式会社ツナグム 田村 篤史さん / QUESTION 高木 祥亘
Trigger
きっかけ
QUESTION TALK Vol.19「銭湯の未来を考える」開催
「いい(11)風呂(26)の日」の2022年11月26日に開催したトークイベントには会場・オンライン合わせて80名以上の方が参加し、大きな反響がありました。湊さんがどういった想いで銭湯の再建をされているのか、課題はどこにあるのか、これからどんなことがしたいのか、など、質問が飛び交いました。このイベントを開催したことがきっかけで「銭湯の相談はQUESTIONに」という導線ができました。
Challenge 1
チャレンジ 1
地元の銭湯からの相談
京都市南区の船戸湯さんより「銭湯業界を何とか変えたい、そのためにまず自ら面白い取組をしたいので一緒に相談に乗ってほしい」と相談を受けました。代表の山下さんにお話を伺うと「最近のサウナブームで徐々に若年利用者が増えているが、SNSの運用や若年層を巻き込むような取組ができていない。もっと若い方の意見を聞きたい」とのことでした。
Challenge 2
チャレンジ 2
船戸湯×学生 プロジェクト
そこでQUESTIONと関わりのある京都芸術大学の学生さんと一緒に船戸湯を訪問しました。山本さんは大の銭湯好きで銭湯を残したい、銭湯業界を盛り上げたい、という想いを持っており、二人はその想いを色々とヒアリングし、若い世代を呼び込むイベント企画を提案しました。
Challenge 3
チャレンジ 3
桂湯×学生 プロジェクト
また、トークイベント参加者の晴山力さんにご紹介いただき、京都市西京区では唯一の銭湯・桂湯の応援プロジェクトにも参加。QUESTIONのスチューデンツメンバー(学生会員)で銭湯の活性化に取り組む団体が中心となり、サウナハット(サウナ室内で被る帽子)の導入など、若い世代向けのPR策を提案しました。
Outcome
成果
銭湯文化を次世代へ
かつては身近な存在だった銭湯ですが、燃料費の高騰、利用者の高齢化などにより数を減らしています。ですが今回の両プロジェクトを通じて、銭湯や銭湯が生み出すコミュニティに対する若い世代の関心が高まっていることを実感できました。船戸湯さんについては、当金庫上鳥羽支店の若手メンバーが引き続き活性化プロジェクトに加わっています。
QUESTIONからのメッセージ
今回のプロジェクトを通して、銭湯の経営者と、銭湯が好きで何か一緒にしたい!と考えている熱い思いを持った若者を繋ぐことができ、新しいことを始めるきっかけになって嬉しく思います。銭湯活性化プロジェクトはこれからも続いていきますので、一緒に銭湯を盛り上げたい!という方はぜひQUESTIONまでお声掛けください!