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ごあいさつ
皆様、こんにちは!!
QUESTIONの大隅です。
今年も残りわずかとなりました。
毎年、清水寺で発表されている「今年の漢字」は、なんと「税」でしたね。
一年を通して増「税」議論が活発に行われたり、インボイス制度やふるさと納「税」、新NISAなど多岐にわたる「税」に関する様々な話題が続いたことが要因でした。
私たちも地域の金融機関として皆さんの疑問を解消すべく相談窓口や勉強会を開催していますので、ぜひ役立てていただけたらと思います!
ちなみに私の今年の漢字は「笑」です。
「虎」と悩みましたが「笑」にします。今年はたくさん嬉しいことがあったり、楽しみながら仕事ができた1年間だったように思います。
さて、話を戻し今回は11月に起きたQUESTIONの様々な活動の様子をお届けします。
11月はQUESTIONの誕生月ということで、たくさんの方にお祝いのお言葉を頂いた感謝の月になりました!
ぜひ最後までお付き合いください!
QUESTIONとは
様々な人の「?」が集まり、つながる場所。
QUESTIONは一人では解決できない「?(問い)」に対して様々な分野の人が集まり、みんなが寄ってたかって答えを探しにいく、京都信用金庫が運営する共創施設です。
ここには人々が集う対話の場があって、お節介焼きのコミュニティマネージャーがいて、みんなが寄ってたかって課題解決にあたっています。
コミュニティマネージャーは地域のネットワークを活かし、様々なジャンルの先駆者たちと力をあわせて課題解決にあたります。
QUESTIONを通じて、一人でも多くの人に新しい気付きや出会いを体験していただくことで、地域全体をクリエイティブでイノベーションが起こりやすい場所に変えていきます。
今月のQUESTION
- チャレンジスペース
- 11月16日(木)〜18日(土) 京北堂の「カタチ」展
- 実施イベント
- 11月2日(木) QUESTION「皆様のおかげで3周年」感謝祭
- 11月7日(火) 第3回 学生×社会人交流会 「ジェネコネ」
- 11月8日(水) 農家になるだけじゃない農業との関わりかたとは?~新しい農業のカタチに出会う夜~
- 11月9日(木) ドーナツの販路拡大相談
- 11月11日(土) 西陣Fes
- 11月14日(火) 第1回 わかんNight!!
- 11月15日(水) ANSWER Day2
- 11月17日(木) QUESTION価値創造セミナーvol.10
「今日から始める!誰でも簡単! 海外向けネットショップセミナー」 - 11月17日(木) KYOTO Teal&White PROJECT2023~QUESTION×足立病院セミナー
「子宮頸がん予防について考える」 - 11月21日(火) 第16回「つながるピッチ」
- 11月21日(火) KYOTO ALLY LABO
- 11月28日(火) KIFU BAR
- 11月29日(水) 「人」からはじまる組織づくり
- 11月30日(木) パトラン
- プロジェクト
- ドーナツの販路拡大相談
今月のQUESTION: パートナー
来月のQUESTION
- 1月開催予定の主なイベント
- 1月16日(火) 第17回「つながるピッチ」
- 1月20日(土) SOCIAL GOOD DAY 2024
- 1月24日(水) QUESTION価値創造セミナーvol.12『2024年問題を考える 労務管理のポイントと対応策のヒント』
今月のQUESTION
実施イベント
11月2日(木) QUESTION「皆様のおかげで3周年」感謝祭
11月2日にQUESTIONは開業から3年を迎え、4年目に突入しました。
これもひとえに皆様のおかげです!11月2日に開催しました「感謝祭」では、コミュニティマネージャー11名の「振る舞い飯」という手作り感満載な企画で、どのくらい来てくださるかドキドキしていましたが、200名を超える方々に来ていただきました。
何よりも、私たちが「ありがとう」を伝えたいのに、それ以上に「おめでとう」「QUESTIONがあってよかった」と「ここでの出会いからこんなことしてるよ」など報告や感謝のお言葉をいただいたりと、逆に元気をもらう1日になりました。
4年目も、全員で頑張ってまいります!よろしくお願いいたします!
(文・森下 容子)
11月8日(水) 農家になるだけじゃない農業との関わりかたとは?~新しい農業のカタチに出会う夜~
『フリーランス農家』という働き方を選択し、自身の土地は持たずに、北海道を拠点に農繁期に合わせて移動しながら、旅をするように農業と関わっている小葉松真理さんと、鹿児島県沖永良部島でマルチワーカーとして島の様々な農業に従事する金城真幸さん、京都府宮津市にて檸檬農家をしながら農泊事業者や地域体験のプログラム作りなど地域全体のプロモーション活動をしている矢野大地さんたちの農業との関わり方をざっくばらんにお話いただきました。
3名それぞれの農業に対するアプローチは違えど、それぞれの活動を通して地域への貢献と関係人口を創出していて、とっても素敵な働き方だと思いました。
終わった時には、みなさんきっと宮津や沖永良部島に行きたくなったはず!その後は、「フリーランス農家BAR」の1日店長として参加者のみなさんと楽しい夜は更けていきました🥂
(文・森下 容子)
11月14日(火) 第1回 わかんNight!!
コミュニティマネージャー石津のビール好きから生まれた企画で「ビール(アルコール)は人と人をつなぐツールになり得るのか?」という問いが発端となり、QUESTIONに関係する人々が持つマイクロコミュニティが合わされば、妄想が膨らみ関係する人口が増えていく!と考え、コミュニティマネージャー、パートナー、アソシエイトパートナー、会員関係なく、「日々のわからないこと(問)」の探求、そして「夜」にやることから「わかんNight!」と名付けました。
記念すべき第1回目は「エビバデ京エール」の生産者橋本千恵さんにお越しいただき、生産の過程、想いなどを共有。京都の様々な場所でホップが生産されていることを知り、参加者で携わることができないか?という議論に至り翌年はこのビールの解禁をこのQUESTIONで…というような妄想も膨らみました。
また「ザ・マインド」というカードゲームを用い、初めて会う人でありながら言葉ではなくマインドでコミュニケーションをとることにも挑戦しました。(やればやるほど一致するのです)
また、次回以降も今回参加された方を誘致すると共に、それぞれが仲間を誘致してくださることで確実にコミュニティの「輪」は広がっていくと感じました。
QUESTION内側の人は更に仲良く
QUESTIONに来られた方はQUESTIONの魅力を知る
そうやって関係人口が増えていくといいな!を目指して毎月不定期ですが開催していきます!
(文・石津 亮)
11月16日(木)〜18日(土) 京北堂の「カタチ」展
QUESTION1階で京北堂による磨き丸太をモチーフにしたインスタレーション作品「Inheritance」の展示と伝統工芸品から見えるものづくりのト ークセッションを行いました。
京北堂は林業が盛んな京都市京北に工場を持ちアーティスト、建築デザイナー、木工職人が独自の表現を追求し、いまだかつてないデザインを京北から発信することを目的として設立。チャレンジスペースを使い「磨き丸太」の美しさを活かし新たな 「カタチ」を模索した椅子等を発表しました。
今回、QUESTIONの利用者がミーティングをしたり休憩をしたりといつもと違う空間に新たな発想が生まれた気がしました。
磨き上げられた表面は滑らかで光沢感のある木肌を触り、伝統美とアーティストによるデザインが織りなす美しい木空間の可能性を感じた3日間となりました。
(文・大隅 美沙)
写真:三輪恵大
11月17日(木)KYOTO Teal&White PROJECT2023~QUESTION×足立病院セミナー「子宮頸がん予防について考える」
KYOTO Teal&White PROJECTは、世界保健機関(WHO)が促進する子宮頸がん制圧プロモーションと連動して、子宮頸がん検診の受診啓発とHPVワクチンの正しい知識の理解促進を目指し、2021年から継続開催しており、11月17日は、QUESTIONもシンボルカラーであるTeal&Whiteカラーにライトアップし、足立病院様と、セミナーを開催しました。
第一部は、23歳で子宮頸がんにかかり、再発の可能性も持ち合わせながらも笑顔で生きる阿南里恵氏(子宮頸がんサバイバー)に講演いただきました。がんと告げられた時の思いや手術に至るまでの心境、術後の重い後遺症や生活の変化、心の葛藤など、押しつぶされるような耐え難い経験、こんな思いは誰にもしてほしくない、だからこそワクチンや検診の正しい知識をもって自分や周りの大切な人を守ってほしいとお話しされ、参加者の多くが涙を流し、身に詰まされる思いで聞き入っていました。
第二部では、病理医の南口早智子先生から、わたしたちを守ることにつながる検診の大切さについて、専門的な話に加え恐怖心や警戒心を取り除くような話題を織り交ぜて、お話しいただきました。
わたし自身も含め、検診の大切さを感じていながらも、日々時間に追われる中で後回しになっている方々に、このセミナーを通してより関心や知識が深まり、1人でも多くの方のワクチン接種や検診受診への一歩につながればと思います。
(文・大塚 仁子)
プロジェクト
ドーナツの販路拡大相談
宇治のMUMU岡本さんは、子どもができたことをきっかけに「安心して食べられるお菓子」(小麦・粉砂糖・卵・乳製品不使用)を目指して、2023年4月に宇治で開業されました。現在はECサイトでのみ販売をしておりますが、顧客は東京をはじめとした関東方面に多く、地元の方々にもっと食べて欲しいという想いからいずれは店舗を持ちたい。でも、この商品でいいのか?そのような「問い」を受けました。
Q’s前原さんからの提案で、1階カフェの営業と併せて「試食会」を開催することに。この日10食の試食を行いましたが、たくさんの方が来店して下さり無事に完売。頂いた意見としては、
・米粉を使っている商品であるためか「お菓子」というよりは「主食」に近い
・ドーナツとして食べたが、色々な意味でドーナツではない(揚げずに焼いている、甘さも控え
め)
・ドーナツとして食べるので、色々なバイアスが「損」をさせている
・ドーナツはある意味「背徳感」を味わう一面もあるが、それが無い以上違う商品
・味は美味しいし安心して食すことができる
など沢山いただくことができました。
岡本さんは「ドーナツ」自体の商品名変更も視野に入れて、今後さらにブラッシュアップをしていくとのことです。QUESTIONに勤務しているメンバーや、この日イベント等で訪れた方々のコメントを頂くことができたり、様々な人を巻き込んで意見交換ができる「河原町御池南東1F 」の魅力だと思いました。新店舗開業まで伴走したいと思います!
(文・石津 亮)
今月のQUESTION:パートナー
① グローカル人材開発センター
創造的に考えるワークショップ〜クリエイティ部vol.3〜
11月4日(土)に、Students Labで創造的に考えるワークショップ〜クリエイティ部Vol.3〜を開催しました。創造的に考えるワークショップ〜クリエイティ部〜は、参加者の皆さんと創造性とは何なのか、創造性を発揮するってどういうことなのかを問題解決の課題や、アクティビティを通して、「手を動かしながら、考え、学ぶ」というコンセプトのワークショップです。
当日は心理学の用語である「構成概念」について学んだり、玩具会社のクリエイターになりきって「盲目の子供でも楽しく遊べる新しいおもちゃを作ってみよう」という課題に取り組みました。
このワークショップでは主に「創造性とは何か」について考えました。創造性という言葉は、現代の必須なスキルとして、近年生み出された概念のような気がしますが、実は意外と長い研究の歴史がある概念です。この「クリエイティ部」の活動を通して様々な創造性テストを体験し、みんなで議論し合うなかで、探究していけたらと思います。
当日の様子の詳細は下記のnote記事をご覧ください!https://note.com/glocalcenter/n/n77c35787ed59
【最近のStudents Lab】
最近のStudents Labでは、これまで利用者層の中心だった大学生に加えて高校生もよく利用してくれるようになりました。Students Labでテスト勉強や課題をしたり、大学生の先輩に大学生活について聞いていたり、時にはみんなでゲームをして盛り上がっていたりしてとても微笑ましいです。
受験シーズンとなり、入試に向けて勉強している高校生、受験勉強の息抜きに遊びに来る高校生や合格報告に来てくれる高校生など、高校生一人ひとりにエピソードがあり、スタッフも全力でみんなの受験を応援し、合格をお祝いしています🌸
また、高校生たちはグローカルセンターやQUESTIONの学生向けイベントにもよく参加しており、QUESTIONに活力を与えてくれています。彼らの今後の成長がとても楽しみです🌟
② 株式会社ツナグム
ポッドキャスト始まりました!
ツナグムが運営するコミュニティメディア「京都移住計画」のメンバーがお届けする、ポッドキャストが始まりました!
番組名は、 かもラジオ(通称:鴨川でゆっくりしたい。ラジオ) です🦆。
これから京都に住む人、関わる人たちに向けた内容や、京都府内の様々なパートナー(団体や地域等)の活動のこと、京都での暮らしのあれこれについて、まるで鴨川でゆっくりしながら聴いているかのような気持ちになれる雑談番組です。
京都に住んでいる方も、これから移住を検討している方も、京都に興味がある方も、ぜひお気軽にご視聴ください。
https://open.spotify.com/show/4g5S5BjhMjC5oUNeqT0oFv?si=b6b895ce9ec24e43
11月11日(土)京都に移住して実際どうなの?〜三者三様の京都暮らしや働き方〜 <西陣Fes×京都移住計画>
11月11日の「西陣の日」に、QUESTIONで行った「西陣Fes」。その一企画として、トークイベント「京都に移住して実際どうなの?〜三者三様の京都暮らしや働き方〜」を開催しました!
西陣でゲストハウス・カフェ「KéFU stay&lounge」を営む横山さん、カメラマン・ライターの小黒さん、Ochill株式会社代表の磯川さん、多彩なフィールドで活動されている3名をゲストに、西陣という場所に出会ったきっかけや移住した理由、京都での暮らしや楽しみ方についてお話をしました!
歴史ある町並みが色濃く残りながらも、幅広い分野で活躍する人が増え、伝統と若さをあわせ持つまちに変わりつつある西陣エリア。
移住者視点でのお話を伺う事で、新たな西陣の魅力やおもしろさに気付かされた1日となりました!
(文・荒木 祐美)
③ 株式会社Q’s
DAIDOKORO 3周年を迎えました!
2020年11月2日にクエスチョンビル8FでスタートしたコミュニティキッチンDAIDOKOROは、今年で3周年を迎えました。
今回は、その3周年パーティーの様子をお伝えします!
Q’sスタッフそれぞれが選んだお気に入りの食材を、みんなで料理したり、ふるまったり、
ちょっとカオスで自由なDAIDOKOROらしい空間でした。
当日は、これまでお世話になった方を中心に、30名の方にご参加いただきました。
この一年、キッチンで出会った食材で一番美味しかった「明石のタコ」と
日本一シャキシャキな食べ物であるという、「海藻」をふるまう店長!
京赤地鶏の丸鶏も、業務用スチコンを使って丸ごとローストします!
鮮度のいいお魚をみんなで捌いてカルパッチョづくり♪
佃煮屋「津乃吉」さんに、京だしの美食倶楽部verを頂きました!
参加者の方の中には、京都という街で活躍する食のプレイヤーもちらほら。
これまでお世話になった皆様と、作って、飲んで、食べて、
コミュニティキッチンという場で人が繋がる幸せな時間となりました!
4年目もDAIDOKOROをどうぞよろしくお願い致します!
(文・佐藤 宇宙)
来月のQUESTION
1月開催予定の主なイベント
1月16日(火) 第17回「つながるピッチ」
毎月開催の会員・パートナー・お取引先様の限定交流会!
新たなつながりを、事業のヒントを、友達を、探しにきてください!!
・日時:2024年1月16日(火) 16:00〜18:00
・場所:7F Creative Commons
・対象:QUESTION会員のみなさん(Community Member A・B・C)、
パートナーのみなさん
1月20日(土) SOCIAL GOOD DAY 2024
第2回目となる SOCIAL GOOD DAY 2024では、参加者の皆さまに”人にやさしい、地球にやさしい”ソーシャル・グッドなコト・モノ・ヒトとの出会いや体験を提供します。一人ひとりにできることは限りがあっても、みんなが取り組むことで大きな変化が生まれるかもしれません。
身近なことから”未来にいいこと”を一緒にはじめませんか?
この一日が、そんな新しいライフスタイルのヒントになりますように。
・日時:2024年1月20日(土)
・場所:QUESTION 1F・4F・5F・7F・8F
・参加費:無料
1月24日(水) QUESTION価値創造セミナーvol.12
「2024年問題を考える 労務管理のポイントと対応策のヒント」
中小企業を取り巻く働き手不足が深刻さを増す一方、働き方改革により時間外労働時間の上限が設定されることで、物流・運送業界を中心とした「2024年問題」が目の前まで来ております。 2024年問題の有効な解決策としてデジタルツールの活用などが挙げられますが、本セミナーではより具体的に実務での対応(休日の確保や助成金等)や事例(時間外労働や業務委託等)をお伝えいたします。 物流業界だけでなく、建設業界やECを活用している小売業まで様々な方に関わってくる問題となっておりますのでたくさんの方のご参加をお待ちしております。
・日時:2024年1月24日(水) 17:30~19:30
・場所:4階 Community Steps 50名
オンライン参加 100名
・参加費:無料
・申込:近日公開
QUESTIONの予定は随時更新しますのでぜひWEBサイトをご覧ください。
チャレンジスペースの予定はこちら。
イベントの予定はこちら。