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DAIDOKOROイベントレポート「雑賀崎漁港に行ってきました!」
DAIDOKORO料理担当のフクちゃんです!
2023年4月14日(金)、和歌山県和歌山市にある『雑賀崎漁港』に視察に行ってきました!
雑賀崎漁港では、ついさっきまで泳いでいた新鮮な海産物を漁師の方々から直接買える『直接販売』を行っていて、開催されている日は漁港が賑わっているとの噂が……!
道中で漁港が天候の関係でお休みということが判明しますが、気を取り直して漁港に向かいます!
和歌山県に到着し、まずは腹ごしらえ。「WAKAYA 津屋」さんでお昼ご飯を食べました。新鮮で一切れ一切れが大きく肉厚で、ボリューム満点のお刺身定食、大きな鯛のアラの煮付け、皮のコラーゲンプリプリのコブダイフライ、どれも大満足でした。
次にお邪魔したのは、さんまの灰干しを作られている『西出水産』さん!
なんと西出水産さんの灰干しさんまは、そのまま酢締めで食べれるほど鮮度が保たれた干物なんです!
その理由は、品質管理と丁寧なお仕事はもちろんですが、一番は『灰で干す』ということにあるそうです!
一般的な干物は空気と紫外線に触れ、味が酸化(劣化)してしまいます。ですが灰を覆い被せ、空気と紫外線が当たらない状況で脱水することで、鮮度が保たれ美味しい灰干しさんまが出来上がるそうです!
こんなに身がふっくらしていて、固くなく、それなのに味が濃いさんまの干物は今まで食べたことがありませんでした……
そして到着した、目的地の雑賀崎漁港!
静かで長閑な港町です。住民の皆さんはやさしい雰囲気で温かい気持ちになりました。
また、住宅が急勾配に密集していて、細い路地が張り巡らされており、迷路のようでワクワクしながら探検しました!
雑賀崎にはご夫婦で40年間営んでいるたこ焼き屋さんがあり、路地の中から香るたこ焼きの香りが探検のワクワク感を加速させます……!
レトロ感満載の店内、物腰柔らかなおばあちゃんが焼くたこ焼きは、タコの味がとても濃く、お昼ご飯を食べたあとでもペロリと平らげてしまいました!
道中、旅の雲行きも怪しかったですが大満喫できました。次は漁港の直接販売も体験してみたいですね!
盛りだくさんの漁港視察の次の日は、和歌山で買った魚を子供たちに調理してもらい、皆で美味しく食べるイベントをDAIDOKOROで開催しました!
最初はみんな緊張している様子でしたが、スタッフと一緒に頑張って鯵を捌きました!
捌いた鯵の骨は出汁を取ってパエリアにして余すことなく頂きました。
子供たちがこれからも楽しく美味しく食に触れていく手助けができたら良いなとしみじみ思いつつ、自分自身も食分野について改めて考えるきっかけになるイベントとなりました。
イベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました!
文・写真:福田 亮