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「起業という選択肢を増やしたい」株式会社アナテック・ヤナコ 取締役 桺本(やなぎもと) 頌大(しょうだい)さん:Qパートナー紹介Vol.18

QUESTIONに関わる企業や個人にスポットを当ててご紹介する連載「Qパートナー紹介」。
“問いの交差点”QUESTIONに相談したい「問い」や、ここに集う人々と一緒に考えていきたい「問い」について紹介します。
第17回は、株式会社アナテック・ヤナコ 取締役 桺本(やなぎもと) 頌大(しょうだい)さんです。

桺本(やなぎもと) 頌大(しょうだい)さん

株式会社アナテック・ヤナコ 取締役
京都大学経営管理大学院研究員。大学の職員を務めると同時に、老舗中小企業とスタートアップを経営しながら日々京都のスタートアップエコシステムを盛り上げるために活動している。また学生のための無料のコワーキングスペースも運営し、2019年には大学から学生起業家の輩出を志す「京都大学起業部」を創部し、代表として活動中。学生支援やスタートアップ支援に尽力している。趣味はフットサルをすること、お酒を飲むこと、コミュニティを運営すること。
#京大起業部 #VMK #フットサル #お酒 #コミュニティ

京大MBA入学から京大起業部設立

ーースタートアップエコシステムを盛り上げるために活動されていますが、京大起業部を立ち上げたきっかけは何ですか?

もともとは家業を継ぐために経営のことを学ぼうと京都大学経営管理大学院(京大MBA)に入学することを決めましたが、入学前にブロックチェーンの関連事業で起業した経験もあったので、スタートアップとか起業にも興味を持っていました。入学してみると、産官学連携本部というところで起業活動の支援はしているが、どちらかというと大学発ベンチャーと言われる研究から出てくるスタートアップが中心でした。学部生はその大学発ベンチャーを立ち上げられるわけではないので、そのような学生が相談する場・頼る場(コミュニティ)をつくりたいと思い、京大起業部を立ち上げました。

ーー起業家を輩出することはどんな意味がありますか?

FacebookやGoogleのように、若い人が起業した会社が売上や企業価値を上げて世界的企業になっていくことを考えると、スタートアップ企業・ベンチャー企業が増えていくことで、イノベーションが起き、雇用がうまれるので、国力も上がっていくのではないかと考えています。ですので、新しく起業家を輩出することは必要であるとは思います。ミクロ的に考えると、就職以外に起業という選択肢が増えることはゼロからイチを作るスキルが育つことにつながるので、もし勤めている会社が潰れるなど何かトラブルが起きた時に、自分が生きていく力になると思います。ただ、もちろん企業に就職するのと比較すると、収入が安定しない、労働時間が長いなどリスクはありますね。

起業は手段。行動力はブルーオーシャン

ーー理想とする社会はどういった社会ですか?

京大起業部としての立場では起業家が増えることは嬉しいことなんですが、起業って大変ですし、合う合わないもあります。起業することが目的ではなく、何を目的として起業するのかが重要であって、起業はあくまでも手段です。今は就職が主流ですけど、学生の中のキャリアとしての選択肢に起業が出てきて、起業もあるよねっていう社会になるのが大切だと思います。海外を見ると、起業しようとする人が多い国は貧困の国です。なぜなら就職先がなく起業するしかないからです。日本は国として安定しているから就職先がいっぱいあるんですよね。だから起業家になるという選択肢っていうのが出にくい面はあると思います。

ーー起業したい人、起業する人にアドバイスをお願いします。

日本はリスクを恐れる傾向にあると思います。でも逆に言えば、行動を起こせば一歩先に抜け出せるということ。海外だと「行動+α」が必要だけど、日本では行動を起こせば「ブルー・オーシャン(競争相手がいない未開拓の市場)」が広がっています。これは学生起業家だと特に当てはまると思います。理由は、若い時は教えてもらえる機会がとても多く、応援する人(支援者)が集まりやすいことです。コミュニティを形成しやすいメリットがあるので、起業するかどうかは置いといて、学生には行動を起こすことに物怖じしないでQUESTIONみたいなところに来てほしいですね。
また、強い課題感があればいい。もちろんアイデアも大切ですが、自分のビジネスを愛せるか、熱狂できるか、集中できるか、継続できるかが大切だと思います。ビジネスアイデアやお金の稼ぎ方は後からでも変更できるので、「情熱と行動力」などの「人」としての魅力が大切で、そういう起業家に投資や出資が集まると思います。

ーーQUESTIONに期待していること、一緒にやりたいことを教えてください。

ハブになってほしい。いい意味で、別会社を作ってほしいと我々が期待するくらい銀行じゃなくなってほしい。QUESTIONは人が集まってくるし、場所もいい。資金繰りなどの話もできる。多様性があるので、もっと化学反応を起こしていけるようなコミュニティを作っていってほしい。

ーー10年後、将来どういったことをしたいですか?また、どういった社会になってほしいですか。

個人でいうと、家業の発展が一番の使命です。それをやりつつ自分がワクワクすること、やりたいことの両立をしながら、事業を発展させたい。
もっと理想をいえば、京都をもっとスタートアップの都にするところをやりたいですね。QUESTIONさん、一緒にやりましょう!!


(取材・文:天川 謙)


<パートナー概要>
組織名:株式会社アナテック・ヤナコ
Webサイト:​​http://yanaco.jp/