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【EVENT REPORT】0420オンライン開催 グローカルFUNの集い23rd

こんにちは!インターン生の三谷です!
4月20日にオンラインで、グローカルFUNの集いを行い、学生8人と社会人8人の方々に参加していただきました。

【グローカルファンの集いとは?】

グローカルファンの集いとはグローカルセンターが、定期的に行っている、ファンミーティングです。
3~4ヵ月に1回の期間で開催しており、ずっとグローカルに関わってくださってる方や最近グローカルを知って参加してくださる方など様々な層の人たちで交流を行っています。

初の試み

今回は、Glocal Shift Programme(高校生プログラム)に参加していた1期生の有志の5人が4月から大学生となり、グローカルのお手伝いをしてくれています。特に溝川さん(以下:みぞ)と鈴木君(以下:ベル)が中心となりFUNの集いの企画・運営を担当。様々なイベントに参加してくれている中で、初めてイベントの運営側に携わりドキドキワクワクを感じながら一生懸命活動をしました。
そして、中心に動いてくれているみぞ、ベルをインターン生の私が伴走をしながら進めたことも初めての試みとなりました。


23rdのテーマ・コンセプトは「変化」

開催が4月という、多くの人が新生活を始める時期であるため、このテーマを選びました。そんなテーマに沿って1年で大きな変化を体験した人をゲストとしてお呼びしお話しいただきました。その後のグループ交流の時間では参加者の皆様とゲストの方とで「変化」に関連したトークテーマで意見交換しました。

ゲストは松本さんと荒尾さんです。
ゲストの紹介はこちらをご覧ください


【★それぞれ変化についてトークセッション★】

グローカルスタッフのHilaさんとゲストの方でそれぞれ10分ほどトークセッションを行った後、質疑応答やブレイクアウトルームで参加者の皆さんと「変化」について深められました。

〇松本さんのトークセッションで話された内容

TOYOTAのPJでいつの間にかリーダーになっていた
・進路選択が大きく変わり、大学院や休学を視野に入れるようになった。

 Q:1年前の自分が想像していなかったこと、想像していなかったしんどさとは?
・大学の活動でもあったけど自分が主体となってやることがなかったが、自身が中心となり活動や経験ができたこと。

 Q:活動を続けていくモチベーションの原動力、楽しさは?
破天荒な人である父親の影響
・変化のある生活の面白さ
・いろんな意見を毎回聞くことが面白い

Q:休学するとき、家族とどんな話をした?
・レジュメを作ってプレゼンをした
→親がしっかりと認めて背中を押してくれた

Q:家族、友人との会話に生まれた変化はある?
・様々な所で、社会問題について話すようになった
・GLOCALの活動や学校などで自分から発信する機会が増えた

〇参加者からの質問タイム
Q:人と話すことが好きで、昔から様々な人に声をかけていたと聞きましたが、知らない人に声をかける勇気、コツは?
・数年前は、京都駅で困っている外国人に声をかけていた
・相手に何かを求めるんじゃなくて、自分から何かをする、という精神を持つこと。

Q:新しい世界に飛び込むぞ!となった最終的なきっかけは?
・面白そうやから
・何が正しいのか?と考えたこともある。でも卒業してから即会社員の方が  世間としては正しいのかもしれない。でも自分がおもろいと思うのは貧困などについて考えること。ワクワクするほうを選びたい!


〇荒尾さんのトークセッションで話された内容

Q:この1年の変化は??
・Qに転勤。
・シフト制、平日が休みに!→自分の時間ができるようになった。

Q:QUESTIONに来て仕事の変化は?
・金融の業務がなくなり、もうほとんど転職、転勤の感覚。

Q:Qに転勤になって最初の気持ちは?
・「土曜日も仕事やん!」と感じたけど仕事が楽しい
・京都信用金庫に入社した理由は特になく、5年目まで楽しくなかった。
→6年目でめっちゃ仕事が楽しくなった
 今の仕事が好き!と自分で言えるようになった

・京都信用金庫(他の組織でも)では色々な人がいて、仕事を楽しくないと感じながら仕事をしている人が多いと思う。
→そんな人を変えたい!
→もっといい会社に、もっといい地域にしたい。

Q:仕事が楽しくないと思う人が多いと感じるのはなぜ?
・自分の会社のことに関して、他人事な人がいる。
→「あなたは自身は何がしたい?」と問われたら答えられない。
→聞かれて、困ってもいいと思う
・段々と自分から行動できるようになった

Q:荒尾さん自身、疲れていた時期がある。Qに来てよかった?今の心境に至るまでにアップダウンはあった?
・たくさんあった!精神的なことでぎっくり腰にもなった。なぜ自分がQUESTIONに?という思いも。

Q:ストレスの発散方法は?
・ビールを飲む
・子供と旅行

〇参加者から質問タイム
Q:次世代のバンカーとは?(よく半沢直樹を連想してしまいます)
・バンカーとは、金融業務だけじゃない
→「人と人をつなげる」、「事業と事業をつなげる」「新しい価値を共につくっていく」
・半沢直樹のような決め台詞募集中です

〇学生さんへ。
・「起業するとかもかっこいいけど、普通のサラリーマンでも天職に出会えることもある。」って伝えたい。


【ブレイクアウトで話された内容】

ブレイクアウトセッションは2回行われました。
1回目は、「松本さんルーム」「荒尾さんルーム」の2つに分かれ、トークセッション。各部屋に分かれたゲストへ質問を中心に問いを深められました。

〇1回目ブレイクアウトで話された内容(一部抜粋)

・荒尾さんの若者時代はどんな感じ?
・ワクワクを気にしていた?
・会社だけでなく、学生さんにも、自分ごとじゃなく嫌々やる人を、どうやって振り向いてもらう?
・「いやだ!」って思ったことはありますか?
・QUESTIONの仕事は定年まで続かない。元の金融業務に戻ることについてどう思っていますか?
→ここでしかできない経験、つながり、なし得ないことは絶対にある。

2回目は、参加者の方々と出し合い、以下の4つのテーマの部屋に分かれました。
「何かを決めるときの基準は?自分の中の譲れないことは?」
「10年後の自分」
「お悩み相談会」
「この1年で変化したこと」

〇2回目ブレイクアウトで話された内容(一部抜粋)

〇何かを決めるときの基準は?
・ギリギリまで悩む派閥、即決派閥に分かれた。
・「しっかり悩んで、最後決められなければ感じなさい」と述べられていた。

〇10年後の自分
・20代の時、大人ってなんだろうと思いながら今にいたる。
・10年後は考えられないので前を考えてみることに。10年前は小学6年生。
・先輩の「去年に戻りたくない!と思うくらい頑張る」という言葉を大切に日々過ごしている。

〇この1年で変化したこと
・コロナの影響で変化した定義や世界観。
・進学した話について。
・やりたいことについて道筋ができたエピソードについて。


【アンケートによる参加者の声】

〇印象に残った場面はどこですか?
・去年に戻りたくないと思えるぐらい頑張れば必ず成長するって言う言葉が響いた。
・荒尾さんのメッセージ(サラリーマンもいいよ)という話が印象的だった。
・荒尾さんが、はじめ仕事が嫌だったと話したシーンが響きました。はじめは嫌だったけど、今はとてもこの仕事が好きと話した時は、グッときました。
・荒尾さんがバスケにのめり込んでいた学生時代を振り返って「わくわくすることが好き、というのは『自分の性質』なのかも」「バスケしていたのが今の仕事になってるのかも(好きなことがバスケから仕事に)」と言っていたことが印象的だった。
・お悩み相談のルームで一言「やらないで後悔するよりやって後悔するべき」が印象的だった。
・他の方の悩みを聞いてると自分の悩みは大した事ない事に気付いて何か楽しかったです。
・全てのプログラムが印象的でした。チャットの書き込みが今風で勉強になりました。

【企画運営を中心に活動してくれたみぞとベルの感想】

〇みぞ

 今回は、企画を少し、司会を少しずつ、担当させていただきました。口頭での表現が苦手なので上手く司会をできるか不安でしたが、色んな方のサポートもあってなんとか乗り切れたと思います。正直、緊張しすぎていてあまり記憶が残っていません!ですが、様々なお話を聞くことができて、とっても楽しかったです。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

印象に残った言葉は、荒尾さんの「普通のサラリーマンとして就職しても天職に出会えることもある」という言葉です。大学生になって、次は将来の仕事について考える時期になり、人の役に立てるような仕事や何か独創的でカッコイイ仕事がいいな、と漠然と考えていましたが、「普通」でもいいんだ、と思えるようになったことが、自分の中での大きな変化です。所謂「普通の仕事」の中にも、自分が好きだ!楽しい!と思えることを見つけられるかどうかが、仕事と共に生きていく上で大切なことなのかな、と思います。もっとたくさん世界について知って、自分が将来やりたいと思えることを見つけていきたいです。


〇ベル

 今回このイベントを企画してみて、一番の印象はやることが自分の想像以上に多かったということです。自分自身多くのグローカルのイベントにかかわってきて、一つのイベントごとにこれだけの労力が割かれていると思うと正直ぞっとしました。今回のイベントは自分自身が成長するため良い経験になったと思います!
 自分が印象に残った言葉は、松本さんが言っていた初めての人と話すためには「とりあえずあいさつをする」という言葉です。自分が大学生になって1番変わったと思うのはクラスメイトというものが無くなったところだと思います。小学校、中学校、高校であればクラスメイトがとりあえずいて、とりあえず交流していたら友達になることができました。しかし、大学では自分から積極的に関わっていかないと友達が作れないので自分自身少し悩んでいました。しかし、松本さんの言葉を聞いてあいさつであればとてもハードルが低くてかつ、とても効果的だということに気付かされたので一番印象に残っています。

〇インターン生三谷(おまけ)

みぞ・ベルお疲れさまでした。わからないことだらけで、なおかつ大学へ入学しバタバタしている中で、時間を割いて活動してとても良いイベントを作ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
少しずつできることを増やして一緒に成長していきましょう。

イベントでは、「What do you want?」(会社や組織の中ではなく、あなた自身はなにをしたいの?)という部分が印象的でした。この問いは、トークセッション中にHilaさんがゲスト2人へ共通の問いとして質問しました。
この1年、私もこの問いに悩まされながら、GLOCALでインターンを続けながら変化をしてきたとイベントを通じて振り返ることができました。私の「What do you want?」に興味がある方は是非、別の機会でお話をしましょう~。

最期に、GLOCAL FUNの集いに参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
GW明けも様々なイベントを準備していますので、参加お待ちしてます~!

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